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VITO AstroNavigator II

ユーザガイド

目次

製品紹介

VITO AstroNavigator II は、あなたの今いる位置、時間、移動方向を基準に星図を表示させる GPS アプリケーションです。もうそろそろハイテク製品の山から開放されて、夜空の星を見てみてはいかがですか?新しい VITO AstroNavigator II では、手を伸ばしたら、本当に、空に届くような体験が出来ます。指先で動かすと、画面が回転して、恒星、惑星、星座を見ることが出来ます。その中のどれかをタップすると、その天体についての豊富な情報が表示されます。

スタートアップ

注意: NMEA センテンスを出力できる GPS 受信機が Pocket PC に接続されていること、またはGPS 受信機内蔵 Pocket PC が必要です。

GPS オプションによって、次のものがプログラムに追加されます。

  1. GPS 受信機がデジタル コンパスを装備している場合、同一地点で方向を変えても、頭上の空がどこかを判断することが出来ます。画面下部左角のボタンをタップすると、デジタル コンパスのスイッチが入ります。
  2. 移動していっても、プログラムは GPS からの移動情報で、あなたの上空の空がどこかを判断します。
  3. GPS 受信機の情報から、地理座標によって、あなたの現在いるタイム ゾーン (時間帯) を設定します。

GPS オプションは、受信機からの信号が必要となったときだけ作動します。(GPS についてのヒントをご覧ください。)

Bluetooth GPS ユーザは、Bluetooth GPS についての節をよくお読みください。

アクティべーション

VITO AstroNavigator II のダウンロード版は、フル機能を装備しています。20分間分の試用期間終了後もご使用になる場合は、ご購入いただき、アクティベーションする必要があります。VITO AstroNavigator II は、 www.shareEDGE.com でご購入ください。

アクティベーション方法

Pocket PC がインターネットに接続していない場合には、追加の手順が必要です。

注意:ご覧いただいたように、オンラインでのアクティベーションはオフラインよりも簡単で時間もかかりませんので、お客様にはオンラインでのアクティベーションをお勧めいたします。

アクティベーションの手順についてご質問、問題点がございましたら、http://www.shareEDGE.com/cs/ より弊社サポート センターにお問い合わせください。

GPS 設定

GPS の基礎

  1. [メイン] メニュー > [GPS 設定] > [探索] を選択して GPS スタート アップ プログラムをセット アップします。プログラムが利用できる GPS 受信機の探索を開始します。
  2. GPS 受信機が確認されると、[探索] ボタンの上にボタンが表示されます。(近くに複数の GPS 受信機がある場合には、ボタンは複数表示されます。)
  3. 1つを選んでボタンを押し、レーダ上の衛星を示す円が表示されるまでお待ちください。左上角の地球のアイコンが緑になるまでお待ちください。緑になると、衛星からの信号の強度が十分で、上空の空を正しく表示できます。

プログラムは続けて使用できます。地球のどの位置からでも空を見ることの出来る、[位置決定] ボタンを押してください。(現在の位置に合わせて星図を表示の節をお読みください。)頭上の星図を正確に表示するためには、 [GPS] ボタンを押してください。[GPS] ボタンが赤くなり、左の地球のアイコンが緑になります。もう一度 [位置決定] ボタンを押すと、頭上の正確な星図が表示されます。

Bluetooth GPS

Bluetooth GPS で VITO AstroNavigator II をご利用になる場合は、起動前に下記の操作が必要です。

  1. AstroNavigator を起動する前に、BT 無線のスイッチを入れてください。
  2. [スタート] > [設定] > [接続] >[ Bluetooth] (これは出力ポート作成も含みます。) から、Pocket PC と GPS の接続を確立してください。
  3. AstroNavigator II.を起動します。
  4. [メイン メニュー] > [GPS 設定] > [探索] を選択します。
  5. 上記 GPS の基礎の 2-3 の操作を行ってください。

 

Screenshot #1

GPS 受信機が正常に起動すると、画面左上の地球のアイコンが緑色に変わります。また、GPS 受信機が信号を受け取っている衛星も表示されます。衛星からの信号強度が十分な場合は、衛星のアイコンも緑色になります。信号強度が十分でない場合は、青色になります。

円の中の数字は、各衛星からの信号強度をデシベルで表示しています。

Screenshot #2

地球のアイコンが黄色の場合、GPS との接続はあるが、有効な座標を決定できない状態です。

Screenshot #3

地球のアイコンが青い場合、GPS との接続に失敗したことを表します。

手動でのGPS設定

GPSを手動で設定することができます。このためには、 Bluetooth GPS をご使用の場合は、Buetooth GPS section節の1-4を行ってください。その後、メインメニューから[GPS 設定]を選択します。

画面左のボタンを押して、COMポートを選択、画面右ボタンでボーレートを選択して[検索]をタップします。

 

インタフェース

Screenshot #4

  1. 検索
  2. 表示オプション
  3. 位置決定
  4. メイン メニュー
  5. ズームイン/ズーム アウト
  6. デジタル コンパス

 

Screenshot #5

[検索] ボタン 画面に天体名の詳しいリストが表示されます。

画面上部に、恒星、惑星、星座の形のアイコンが表示されます。探したい天体を選んでください。

Screenshot #6

アイコンをタップすると、対応する天体 (恒星、惑星、星座) のリストが表示されます。リストをスクロールして、現在位置を表示したい天体をタップしてください。右側の文字を押すとより早くスクロールします。

 

Screenshot #7

[表示オプション] ボタン それぞれの形で表されたアイコンをタップして、表示している恒星、惑星、星座やグリッドを追加したり削除することが出来ます。このオプションで、天体やグリッドを見えるようにしたり見えなくしたりすることが出来ます。

 

Screenshot #8

[位置決定] ボタン このオプションは、現在上空に見える星を観察したり、地球の別の地点からみえる空を観察するときに使います。まず、GPSボタンのスイッチを入れ/切り (作動中はボタンは赤色になっています。) 、次の詳しい説明をお読みください。 現在の位置に合わせて星図を表示

天体の検索

VITO AstroNavigator II には、約300個の恒星、すべての惑星、および星座を名称で検索する機能があります。

[検索] ボタンを押してください。画面上部に、恒星、惑星、星座の形のアイコンが表示されます。(恒星、惑星、星座などから) 探したい天体を選んでください。 Screenshot #5 をご覧ください。

恒星、惑星、星座の形のアイコンをタップすると、名称を詳しく記載したリストが表示されます。興味のあるものを選んでタップすると、それがすぐに、VITO AstroNavigator II で表示されます。これをタップすると天文座標が表示されます。

星空を表示するメイン ウィンドウの画面右側にはズーミング ツールがあります。ズーミング ツールをタップ アンド ホールドして上下に動かすと、その動きに従ってズーム インしたりズーム アウトします。

星図に天体を表示

高度は画面左側に、方位は画面上部に表示されます。(用語解説もご覧ください。)

[表示オプション] をタップすると、恒星、惑星、星座やグリッドを表示したり隠すことが出来ます。例えば、空にグリッド線を表示して惑星だけを観察したいときは、恒星や、星座を隠すことが出来ます。

 

Screenshot #9

Screenshot #10

画面右側には、対象を拡大して見ることが出来る、ズーミング ツールがあります。

現在の位置に合わせて星図を表示

GPS ボタンが赤色 (Screenshot #11) の場合、星図は、あなたの現在の位置に合わせられています。もう一度 [位置決定] ボタンをタップします。すると、その時点であなたの上空にある空と天体が表示されます。(Screenshot #12)左下の角にあるコンパス アイコンを押すと、VITO AstroNavigator がいつもあなたの上空の星図を正確に表示するようになります。このコンパスを有効にすると、星図をスクロールすることは出来ません。

 

Screenshot #11

Screenshot #12

下記の機能が利用できます。

[GPS] ボタンが青色 (Screenshot #13) の時は、GPS 受信機のスイッチは切れています。カーソルを地球上のどこに動か (タップ アンド ドラッグ) しても、 VITO AstroNavigator II は、その位置から見える天体を表示します。(Screenshot #14)

 

Screenshot #13

Screenshot #14

用語解説

1.正式名称

国際天文学連合によって指定された最もよく知られていて、最も親しまれている名称。

 

2.Bayer カタログ名

正式名称が混迷を極める中、1600 年頃、ドイツの Johannes Bayer は、この状況に秩序をもたらそうと、明るさによって、星座の中の一番明るい星を "アルファ"、次を "ベータ" というように、星にギリシャ語の小文字で名前をつけました。ギリシャ文字の名称には星座名のラテン語の所有格が添付されています。

3.HR番号 (ハーバード修正番号)

Yale大学のイェール輝星目録で使用されている基本識別番号。この番号は、20 世紀初頭、肉眼で見られる、およそ 9000 の恒星に割り当てられました。

4."見かけの実視等級" と "B-V 色指標"

恒星、惑星、その他の天台の実視等級は、地球から観測する人に見える、視覚的な明るさの基準です。天体が明るく見えるほど、等級の数値が下がります。とても明るい天体は、マイナスの値になります。例えば、天空で最も明るく見えるシリウスの実視等級は、 -1.44 から-1.47となります。

1.46. 実視等級の基準

実視等級

天体物体

-26.73

太陽

-12.6

満月

-8.0<

イリジウム フレアの最大光度

-4.4

金星の最大光度

-4.0

裸眼で日中に観測できる最も暗い天体

-2.8

火星の最大光度

-1.5

可視光線で最も明るい星 シリウス

-0.7

二番目に明るい星 カノープス

0

定義による零点 これはベガに使われます。

~3

都市近郊で見える最も暗い星

~6

裸眼で観測できる最も暗い星

12.6

最も明るいクエーサー

27

地上 8m に設置した望遠鏡で、可視光線で観測できる最も暗い天体

30

ハッブル 宇宙望遠鏡で、可視光線で観測できる最も暗い天体

"V" の標識は、人間の目で計られた "実視等級" です。これは、通常 、特定の高度測定帯域での天体の明るさを表示する、"B"- 等級とは違います。"B" 等級は、帯域は、440 ナノメータ (ブルー ライト ) に集中しています。

そのため、"V" 等級と "B" 等級の差は、恒星の温度の差の尺度となり、"B - V 色指標" と呼ばれています。

熱い星は、より温度の低い星より、より青く見えます。冷たい星は、より熱い星より、より赤く見えます。"B - V 色指標" は、2 種類のフィルタを使って、これを定量化する手段です。ブルー フィルタ (B) は狭い範囲の色や波長だけを青色に集中して通過させます。可視フィルタは、緑 - 黄色の帯域に近い波長だけを通過させます。熱い恒星は、B-V カラー インデックスが 0 に近いか、マイナスですが、冷たい恒星は B-V カラー インデックスが 2.0 近くになります。他の星はその間になります。

5.6 座標赤径 & 赤緯

星の位置を決定する天球座標系で、地測系を発展させたものです。軌道上のどこか便利なところで地球の回転を止めて、星の位置を、地球中心からの放射状の直線上の地球の表面に投影したものです。これは、天球といわれるもので、通常、地球を含み、地球が中心となる、より大きな球体として描かれます。地球上のどの地点にも、上空の天球に直接対応する地点があり、天球のどの星も、直接対応する地点が地上にあります。天球上では、天の北極 (NCP) と天の南極 (SCP) が地球上の極点に対応しており、天の赤道も同様に対応しています。座標系も、地球上で緯度として計測される赤緯 (Dec) と、経度に対応する赤径 (RA)により表示されます。赤径については、ゼロ時点から 0 - 24 時の単位で角度が計測されます。これは、自転によって、地表から離れられない観測者の上空の天球座標の位置がかわるので、ゼロ時円が空の同じ位置にでてからの時間数を、天体の赤経が与えるからです。

7.8方位角 & 高度

私たちが最もなれている座標系は、空の星を見て立っている私たちを基準としたものです。この基準座標系は、座標軸にならって、方位角 - 高度として知られています。高度は、天体が現れる水平線上の角度を表し、方位角 (AZ) は、天体に対するコンパス角度を表します。望遠鏡の照準を合わせる場合は、星への正しいコンパス角度に望遠鏡を動し、その星がファインダの中に入るように上に向けて行きます。高度は水平線の 0 度から、90 度頭上の空中の点 - つまり天頂、まで計測されます。地球上では見えませんが、天頂の反対の地点は、私たちの真下にある、天底です。方位角は、水平線にそって、北から東に計測されます。北は、 0 度、東は 90 度、南は 180 度、西は 270 度です。観測者の子午線は、天頂を真北から真南へ通る円です。(方位角 (ZA) 0 度から 180 度)

ヒント

GPS の基礎

GPS の受信は (特に都市部では)、変化しうるもので、不安定です。受信が不安定な場合、別の日 (あるいは、数時間おいて)や、別の場所で試すと、受信状態がよくなることもあります。

GPS はビルディング内では作動しません。出来れば、周囲に樹木やビルの無い広い場所を選んでください。

GPS 受信機のスイッチを入れたら、現在位置を受信するまで数分お待ちください。(待ち時間は GPS 受信機により変わります。)以後、スイッチを入/切する場合は、信号収集はずっと早くなります。

GPSInfo や Navigator II 等の簡単なアプリケーションを利用した GPS 受信機についての実用的な知識があることが望まれます。受信機を、(例えば、GPSInfo、Navigator II 等の) GPS プログラムを使って、(現在位置獲得後 3-5 分) ウォーミングアップすることをお勧めします。AstroNavigator II をご使用になる前には、忘れずにこれらを終了させてください。GPS 受信機では一度に1つのプログラムしか実行できません。GPS ユーティリティ プログラムで PDOP (HDOP) に注意してください。PDOP 値が 4 以下の場合は良好な受信状態です。PDOP 10 以上の場合は、おそらく、良好な受信が得られないでしょう。

お問い合わせ

VITO AstroNavigator II についてのご質問、ご意見、ご感想は、株式会社ネクステッジテクノロジー カスタマサポートまでお知らせください。


日本語ローカリゼーション: 株式会社ネクステッジテクノロジー